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ぽっちゃり嬢が稼ぐために適した環境とは

あなたのお金の使い方は大丈夫?

風俗は日払いが多いので今日だけはと金遣いが荒くなる女の子も多い風俗などで高収入アルバイトをする女の子の中には、ブランド物を買いあさったり、お気に入りのホストに入れ込んで散財してしまったなどという話を耳にしたことはあるだろう。
たしかに、そのような女性も一定数、確実に存在する。
しかし、ここ5年ほどの取材で出会ってきた風俗嬢たちはほぼ全員が健全なもので、私のライターとしての稼ぎの何倍もの給与を得ているだろうに、趣味は貯金なのである。

ぽっちゃり風俗店で働く子はその傾向が顕著である。
そもそも、ぽっちゃり風俗店で稼いでいる子たちは地味で健全な性格の子が多い。
多少は体型の維持のために飲食費はかかるのかもしれないが、ブランドバッグに比べたら些細な額であろう。

派手なぽっちゃり嬢たちが増えてきた理由

ところが、ここ最近においては派手なぽっちゃり風俗嬢も見受けられるようになってきたのだ。
ぽっちゃり風俗店で就労している分母が広がれば、異なるタイプの人物が現れるのも当然かとは思う。
しかしそこには、ひとつの共通点がある。
それは、ブームに便乗したチェーン店の「ぽっちゃりコンセプトの店」に勤めているという共通点だ。

彼女たちの多くは、系列のチェーン店から移ってきたり、求人サイトやフリーペーパーからの応募ではなく、スカウトされたりして給与や待遇を見比べずにそのまま就労している場合が多い。
ぽっちゃり風俗店が稼げるという情報を得て開店した新しい風俗店が、立ち上げスタッフとして「給料に下駄をはかせて」就労しているのだ。

スカウトがスカウトたる理由を考えよう

悪質な風俗経営者やスカウトはあの手この手を使って風俗から辞めれない環境を作るそして店長やスカウトの質もあるのだろうが、風俗嬢に散財を勧める性質を持つ輩がいる。
散財させることで、どうしても働かざるを得ない環境に促して、辞めるに辞められない状態にさせるのである。
スカウトの立場としては、その女の子が退店してしまえば自分の稼ぎが無くなってしまうために、あらゆる手を使って退店させないようにするものだ。
当然、女の子のことを考えてする行為ではない。
普通であれば、女の子自身がステップアップのために他のぽっちゃり風俗店に移転するのは当然だし、諸事情や新たな目標のために風俗業界から引退するのも自由である。
しかし、スカウトは自分たちの稼ぎのために外部の情報を遮断する。
店を移りたいと考えている子には、あることないこと他店の悪口を言いふらすし、辞めれば悪いことが起こると不安を煽り、精神的に支配しようとする。
彼らにとって散財させるのは、自由に女の子を動けなくさせるためには必要な手段なのだ。

このように、スカウトを経て働いている女の子は、散財ぶりから一見稼いでいるように見えるかもしれないが、内情は火の車である。
あなたがぽっちゃり風俗店で働きたいのなら、スカウトには頼らず、自分の目と足で稼げる風俗店を求人サイトなどから探すことを是非にもおすすめする。

将来を見通す目を養おう

たしかに、ぽっちゃり風俗はブームが到来してきているのだろう。
自ら汗水垂らして稼いだお金をどう使おうがその人の自由である。
しかし考えてみてほしい、ブームとバブルは紙一重で、いつぽっちゃりバブルがはじけるかは誰もがわからないことだ。
東京オリンピックを目前にし、さらなる風俗店への規制が懸念されているなか、ぽっちゃり風俗嬢は散財をするよりも貯金をした方が賢い生き方ではないだろうか。

ブームだからといってそれに踊らされるようではなく、上辺だけのコミュニケーションをなぞらずに堅実に男性客の心に向き合って、将来のリスクのために貯金をするようなタイプの女性こそ、本当の意味での稼げるぽっちゃり風俗嬢なのだと思う。
逆説的に言えば、スカウトにいいように騙されるような女性では、一時的に目先の小金につられているだけで、稼げる環境に出会うことすらできないのだ。